脂性肌の方で顔のニオイが気になるというひとは結構いると思います。
ではどうして脂性肌だとニオってしまうのでしょうか?
脂性肌だと顔が臭くなる原因
まず脂性になる原因ですが、これは皮膚の乾燥が原因しています。
皮膚が乾燥すると肌の水分を蒸発させないように皮脂腺から皮脂を多く分泌するようになります。
肌の水分の蒸発を皮脂の脂で肌の表面をコーティングしているような感じです。
この皮脂の分泌が過剰になると毛穴や皮脂腺に詰まって酸化することによりニオイが発生するのです。
またこの皮脂腺が多いのは顔の中でも額から鼻にかけてのTゾーンと呼ばれている部位なのです。
ですから脂性肌だと顔が臭くなる原因は、額から鼻にかけて多く存在する皮脂腺からの皮脂の過剰分泌が原因でニオイが発生しているのです。
脂性肌が原因の顔のニオイ対策
ではどうすれば顔のニオイをふせぐことができるのでしょうか?
ニオイをふせぐにはニオイの原因である皮脂腺からの皮脂の分泌をおさえる必要があります。
では皮脂の過剰な分泌をおさえるにはどうしたらよいのでしょうか?
ホルモンバランスを整える
皮脂の分泌を司っているホルモンは男性ホルモンのひとつである「テストステロン」や「アンドロゲン」なのですが、生活習慣の乱れやストレスなどでホルモンのバランスがくずれるとこれらのホルモンが多くでて、その影響で皮脂の分泌が活発になります。
食生活に気をつける
脂質の摂り過ぎには注意が必要です。
飽和脂肪酸が多い食品(肉類、バター、ラード、牛脂など)を多く摂ると皮脂の分泌が多くなるだけでなく毛穴をつまらせたりします
皮脂をとりすぎない
脂が気になるからといってあぶらとり紙や洗顔でゴシゴシ洗うことにより皮脂を落とし過ぎないように注意してください。
皮脂を落としすぎると肌の乾燥を防ぐために皮脂の分泌が増えて逆効果になります。
肌の保湿に気をつける
脂性肌だから肌の水分はたくさんあると思いがちですが、じつは反対のことが多いのです。
肌の表面はギトギトしているけど肌の中は水分が少なく乾燥気味ということはよくあるとです。
さきほど書いたように肌の乾燥が原因で皮脂の分泌が増進されるのできちんと保湿ケアをすることが大切です。
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