水虫の臭いを治すためにはその原因を知る必要があります。
原因を知った上で対策を考えてみましょう。
まずはじめに根本的なことなのですが、本当に水虫になると臭いが発生するのでしょうか?
実は水虫が原因となって足の臭いが発生することはありません。
ではどうして臭いが発生するのでしょうか?
水虫の臭いの原因
水虫の原因菌である白癬菌(はくせんきん)はニオイを発生させません。
ただ水虫になる原因というのは足の置かれている環境にあります。
ではどんな環境が水虫になりやすいのでしょうか?
それは高温で多湿の環境に長い時間あることなのです。
仕事などで一日中靴下をはいてさらに革靴をはいたままでいるとこの高温で多湿の状態になります。
また女性の方がブーツを履くときもこのような状態になります。
高温で多湿の状態に長時間あると水虫になりやすいだけでなく
足にいる菌が繁殖しやすくなります。
この菌は足の剥がれ落ちた角質や皮脂を餌として増殖しニオイの原因物質をつくりだします。
ということは、水虫がニオイの原因ではなく、水虫になりやすい環境がニオイを生み出している理由なんです。
ということは、この足の環境を改善してやれば水虫とニオイの改善につながるということです。
ジメジメとした高温の環境から乾燥した低温の環境を整えることが必要です
足の環境を改善して水虫とニオイを治す方法とは?
抗菌加工の靴下を履く(吸湿性のある綿・麻・絹などの素材)
靴の中敷きを使用する(抗菌加工・吸湿性のあるもの)
5本指のソックス
靴を履きっぱなしにせず可能であればスリッパなどに履き替える
入浴時に足を丁寧に洗う
家にいるときはなるべく裸足ですごす。外出時にはサンダルを履く
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