更年期障害の症状はのぼせ、イライラ、冷え性などがありますが
汗が出やすくなるというのも症状のひとつです。
汗が出やすくなる原因は女性ホルモンの減少にあります。
ホルモンが減少すると自律神経の調整が悪くなり体温調整がうまくいかなくなります。
このため発汗作用がおかしくなり暑くもないのに汗が出たり、
寝汗をかくようになったり、運動していないのに汗が出たりと
場所や時間に関係なく汗をかくようになります。
また更年期のばあいの汗は、顔や首、胸にたくさんの汗をかきます
この時の汗はベタベタしたニオイ物質がたくさん含まれた汗で
ニオイを発散しやすいのです。
更年期の汗とニオイを防ぐには?
洋服の重ね着
出かけるときはなるべく薄手のものを重ね着するようにして
こまめに脱ぎ着して体温調節しましょう
出た汗の蒸発を促すことができるし、体温調節の改善にもつながります
入浴
汗をかかないようにするよりもよい汗をかくようにするほうが
汗の出過ぎの予防になります。
ゆっくりと時間をかけて入りましょう
血行をよくすることが多汗の改善につながります
半身浴もおすすめです
運動
はげしい運動ではなくウォーキングなどの有酸素運動がおすすめです
またちょっとした時間に体を動かすことも血行促進につながります
食べ物
体が火照ると冷たいものが欲しくなりますが、体を冷やして血行が
わるくなりますのでなるべく温かいものを食べるようにしましょう
生姜や唐辛子などの発汗作用のある食べ物もおすすめです。
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